貧乏ニュース2014/7/18
「小学校教諭が遠足費盗む」・「ベネッセ顧客情報漏えい「ギャンブルや入院費で借金」」・「出会い系にメルアド販売、3年間で1億3千万円」
小学校教諭が遠足費盗む
産経新聞 2014/07/18
http://sankei.jp.msn.com/
勤務先の小学校から遠足費など約13万円を盗んだとして、警視庁町田署は窃盗の疑いで、東京都町田市立鶴川第一小の男性教諭(36)=川崎市麻生区百合丘=を逮捕した。
同署によると、「消費者金融などに借金があり、どうしようもなくてやった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は7月1~14日、同校事務室の金庫や同僚教諭の机に保管してあった遠足費や教材費計約13万円を盗んだとしている。
学校側が15日に同署に相談。
容疑者は同署の事情聴取に関与を否定していたが、16日に「自分がやった。休ませてほしい」と学校側に連絡してきたという。
容疑者は平成24年4月から同校に勤務。
現在は4~6年生の図工を担当していた。
ベネッセ顧客情報漏えい「ギャンブルや入院費で借金」
毎日新聞 2014/07/18
http://mainichi.jp/
ベネッセホールディングスの顧客情報漏えい事件で、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で逮捕されたシステムエンジニア(39)が、警視庁生活経済課の調べに対し、「ギャンブルで約60万円の借金があり、家族の入院費などと合わせると約170万円の借金があった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。
同課は借金による生活苦が、不正な顧客情報の持ち出しや売却につながったとみて調べる。
容疑者はベネッセのグループ企業の「シンフォーム東京支社」(多摩市)で、管理を担当していたデータベース(DB)から営業秘密の顧客情報約1019万件を貸与パソコンにダウンロード。
私有のスマートフォンに移してコピーしたとして逮捕された。
今年6月までの約1年間に延べ1億件以上の顧客情報を約15回に分けて持ち出し、この名簿業者に売却して計約250万円を得たという。
捜査関係者によると、容疑者は趣味のパチンコや競馬に金をつぎ込み、消費者金融から借金を重ねていた。
月給約38万円のうち、約11万円を毎月の返済に充てていたという。
容疑者は1993年に工業高校を卒業後、民間企業に就職してシステム開発に従事。
専門学校にも通いながら、プログラミング技術などを学んだ。
その後、2度転職し、2012年1月に直近まで勤めていたIT関連企業に就職。
ベネッセからDBの保守管理を委託されたシンフォーム東京支社で同年4月から外部業者のSEとして働いていたが、問題発覚後の今月10日に解雇された。
システム開発では約20年の経験を持つベテラン。
転職を繰り返した理由については「管理職になると部下も多く、残業が多い割には給料が安かったため」と説明したという。
出会い系にメルアド販売、3年間で1億3千万円
産経新聞 2014/07/18
http://sankei.jp.msn.com/west/
個人のメールアドレスの大量販売などで得た所得を隠し、所得税約4千万円を脱税したとして、大阪国税局が所得税法違反罪で、ホームページ制作会社社長(41)=大阪市中央区=を大阪地検に告発したことが17日、分かった。
重加算税を含む追徴税額は約5800万円で、すでに納付しているという。
関係者によると、平成20年以降、出会い系サイト運営会社を対象にアドレスを販売したり、サイトの運営・管理を請け負ったりしていた。22年から3年間で約5億円を売り上げ、半分はアドレス販売が占めていた。人数や入手先は不明という。
22~24年、アドレス販売などの売上金を自分で管理する口座に振り込ませる手口で、約1億3千万円の所得を隠したとされる。
「事業拡大のために資金が必要だった」と説明しているという。