介護職員処遇改善
政府の処遇改善策の対象となっている介護事業所の常勤職員の平均給与が、2017年9月時点で前年より月額1万2200円増えたことが4日、厚生労働省の調査で分かった。
賞与などを含め平均月29万3450円だった。
介護人材をつなぎ留めようと、処遇改善策を活用し賃金を引き上げる施設が増えた。
(時事通信2018/4/4)
厚生労働省は4日、職員の処遇を改善する介護報酬の新たな加算制度を利用した事業所で、常勤の介護職員の平均月給(2017年9月時点)が前年同月比1万3660円増の29万7450円だったとの調査結果を発表した。
(毎日新聞2018/4/4)
いやいや、そんなに貰ってないでしょう。
賞与を含めた月平均が約30万円となっているが、どういう平均なのか?
介護職で、それだけもらっているという話は聞いたことがない。
介護職は給料が安いのに大変だという印象が強いが、これだとまあまあ貰っているという印象を与える。
現場で働いている人は、これよりもっと安い給料で、肉体的にも精神的にも大変なはずだ。
ガンガンに夜勤に入って、フラフラになってもいくかいかないか。
施設長やケアマネジャー等の資格がある人など、現場より上の人も含んで平均を出しているなら、意図的かとも思える。
月12,000円アップ、日にすると400円。
給料が安いけど、他になかなか仕事がない。やりたくてやっている人もいるだろうが、割合としては少ないと思う。
もっと楽で給料が良い仕事をしている人もたくさんいる。
そんな仕事に就ける努力をしろと思うかもしれないが、介護職は重要で大変で人手不足なのだから、もっと給料が上がっていいはずだ。
お金がある人にはお金がない人の感覚はわからないのだろう。
平均月293,450円~!!?どこの平均やねん?
情報操作か?それでも安いな。